今回は就活生向けに「人事×AI」に関するの考察だよ。
令和就活のキーワードになり得ることだから、しっかり勉強しておこう。
もしかすると今後は企業の採用や配置転換にもAIがどんどん用いられてくるかもしれないね。この記事からは、採用におけるAI活用の未来と、AIに関する正しい理解を身につけてほしい。
「そもそも、AIってなんなのさ」
【AI】artificial intelligenceの略。人工知能。
簡単に言えば、言語の理解や計算などの知的行動ができるコンピュータのことですね。
詳細な説明は本記事の主旨とズレるので省きます。AIについて詳しく知りたい方は中田敦彦さんのYouTubeでも観て学んでください。(面白いです)
僕が今回この記事でお伝えしたいのは、
「採用の現場にAIが導入されたらどうなるでしょうね」
ということです。今回はツイッターの投稿をふんだんに利用してお伝えします(決して手を抜いているわけではない)。
採用現場にAIが活用される?!
5年後までには採用現場におけるAI活用は間違いなく拡大します。
AIが採用合否を判断したり、大多数の企業がAIに採用を委ねる段階には程遠いものの、人事機能効率化にはAI活用は効果的。ESの剽窃判断程度なら既に実現してます。
とはいえAIによる意思決定の不透明さや個人情報の認識など課題は多いね
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
ご覧ください。偉そうなツイッター垢がこんなことを言っています。何を隠そう僕です。
上記の通り、僕は2025年にはAIを活用した採用活動は大手企業を中心に一般化しており、人事機能の効率化や採用選考・人員配置における労力削減モデルが拡大している、と読んでいます。
これは、近年の採用市場動向の変化とHRテクノロジーの進歩をもとに、システムを試験導入している企業の傾向から分析しています。夕方の渋谷スクランブル交差点で石を投げたら人に当たるくらいの高確率で導入が広がっていると見て間違い無いかと思ってください。
では、人事機能の一部がAI化するとどんなことが起こるのでしょうか。
AIによって変わる“採用”
●人事×AIとは
AIが導き出す根拠や理由の明確化が発達すると「配置や採用における予測立て」が実現し採用市場は劇的に変わる
これが人事領域×AIが効果的な可能性であり、主観や経験則で行われる採用や配置をデータとエビデンスで意思決定できるようになるわけですな
結構近い将来、実現してるかもね
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
【AI活用で”変わる採用”】
・ESの剽窃が見抜ける
・親和性の高い人材の見落としを防ぐ
・配置転換の効率化とナレッジ共有
・主観<理論的な採用の促進
・機会損失防止
人材配置に関する影響は大きいね🙆♀️求職者はガチでスキルを磨こう。特に中途。採用現場のAI導入はトップ層人材以外には脅威だよ
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
つまり、企業が有する膨大なデータ量をAIが分析し、エビデンスを作り上げていくことができるわけです。
すると、これまでは採用担当者の主観や長年の経験則などで行われてきた採用基準が、データ分析とAIによるエビデンスデータから採用における予測立てのロジックが誕生するわけです。
やたら横文字を使ったけど、
要するに属人的な評価がAIによって根拠と理由を分析されるということです。
さらに、ESの剽窃(意味:他人の文章を盗むこと)やコピペが簡単に見抜くことができたり、主観的採用から論理的な採用へと変貌する可能性は大きいと言えるでしょう。
このように、企業は①優秀な人材の高精度的な獲得、②人事工程の削減による業務効率化、によって「本来採用したかった人材」の獲得可能性を高め、見落としなどの機会損失をなるべく減らそうとしていることがわかるね。
採用現場にAIが導入されるリスクは?
もちろん、現段階で完璧な精度で仕上がっているわけではない。まだまだ試作段階のシステムも多い。
AI導入ではこんな課題が挙げられるよ。
とはいえ、人事×AI活用の課題もある。
「それ、ほんとに適切な評価なの?」
ってことだ。
属性判断の信憑性は必ずしも正解と言えない理由は、AIが判断を導き出す過程が複雑でありブラックボックス化するから。
過程判断の不透明さが解消されないと、AIの現実的な活用は難しいんじゃないかな。 https://t.co/mg9ebnQdpa
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
要するに、論理的な解を導き出せたとしても、そのプロセスが見えにくいため信ぴょう性の高いデータとは現段階ではまだ断定することができないという状況だね。
良くも悪くも人間が下す評価は主観的要素が多く含まれるし、過程判断がブラックボックス化しているうちは実装は難しいかもしれないね。
でも、AIが採用現場に導入されることで利便性が向上するのは間違い無いと言って過言ではないよ。
こちらを見てみよう。
ついでにもーちょっと人事×AIの話をする。
例えば君は採用担当でここに数万枚のESがあったとする。
これを一人で読んだら時間もかかるし何より疲弊する。現実的ではない。
複数人で読んだら評価に差が出る。判断基準が違うからだ。AI導入は採用に一定のラインを敷くことで効率化できるツールなんだ https://t.co/wDYdyrhFu4
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
これまでのESって、①寄せられる数が多すぎて細かい点まで読まれていない、②複数人で読み込み評価するため基準が曖昧、③一部の情報で足切りのみ使用される、というケースも珍しくはなかったんだ。特に人気企業や大企業だね。
AIが採用現場に実装されることによって、ESや履歴書などの書類選考において「一定の評価ライン」を線引きすることができるから、採用担当者にとってはすごく助かるツールになり得るんだよ。
まとめ 今後のAI×人事について
まぁ結局のところ、AIの活用は採用や配置を飛躍的に効率化する可能性を秘めている、という段階に過ぎない。(一部実用化しているが)
とはいえ最終的な合否判断はまだまだ人が行うし、なんなら個人がスキルや経験を積む必要性は高まる。
我々は今後、AIについて正しい理解を持つことが大事なんだよね。 https://t.co/gDqdaAODgO
— ワタナビ@採用市場のリアルと本音 (@watanavicom) October 19, 2019
採用現場におけるAIの活躍は、まさにこれからが本格化するステージだね。
ターミネーターのような世界観には程遠いから安心してほしい。
だけど、便利なツールとしてこれからの人事機能をサポートするだろうね。
大切なのは、AIについて正しい理解を持ちしっかりとスキルや経験を身につけること。
新卒も中途もこの視点を忘れてはいけないよ。
AIについて詳しく知りたいときは、こんな書籍もオススメだよ。
「マンガでわかる!人工知能」、「超AI入門」は僕も購入しています。
一から分かりやすく解説されているから、今後の社会の動きを考える際にも役立つね。
それでは今回はここまで。
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