みなさんはこの言葉を知っていますか?
未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると 信じなければならない。
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) -
そう、あのAppleを創業して、世界的な企業にまで成長させたスティーブ・ジョブズの言葉です。
そして、僕が大好きな言葉です。
今の世の中、未来を予想するのがどんどん難しくなっています。
時代の流れがテクノロジーの進化によって、加速度的に早くなっているからです。
20年、30年はもちろんのこと、僕の体感的には1年先すら予想するのが難しくなっているように思えます。
そんな世の中だからこそ、未来のことは気にしすぎずに、今に100%集中して生きていくことが大切です。
今回は、今に100%集中して生きていくことが大切な理由について書いていきたいと思います。
テクノロジーの進化が早すぎる
今、世の中はどんどん新しいサービスが出てきています。
そのスピードは尋常ではないほど早く、ついていくのも難しいほどです。
そのサービスの中には、既存の常識を破壊するものも存在しています。
既存の常識を破壊するサービス
少し前の例ですが、VALUが挙げられます。
※VALUとは
個人が株式会社のようにVAとよばれる擬似株式を発行することができ、売りに出されたVAは自由に売買することができる。取引は全てビットコインを用いて行われる。
このサービスが登場するまでは、個人が資金を集めるとなると、知人・親戚・銀行などが主な手段でした。
しかし、このサービスが出てきたことにより、個人が全くの他人からお金を集めて、自分の事業や自分のやりたいことに専念できる環境ができつつあります。
しかも、これは借金という形ではなく、あくまで支援したい個人がお金を渡す形になるので、このサービスを使うことで資金を集める側は負債を背負う必要がなくなります。
このVALUの登場により、銀行のシステムが大きく転換を求められることは目に見えています。
どんどん常識が塗り替えられる
VALUの例のように、これだけテクノロジーの進化が早いと、どんどん常識が塗り替えられていきます。
今は常識だと思っていることでも、明日にはイノベーションが起きて、その常識が覆されることもあります。
そんな中で
「今はこういう社会システムがあるから、それに適応するように〇〇を始めよう!」
という考えは非常に危険です。
今の常識に当てはめて自分の行動を決めてしまうと、1年もすれば時代遅れになってしまう可能性が高いからです。
未来は予想しなくていい
じゃあ、どうしたらいいんだよ!って思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、未来を予想する必要はありません。
これだけ時代の流れが早く、今日の常識が明日の非常識になるかもしれない時代に未来を予想しようとするのは得策ではありません。
無理に未来を予想して、それに合わせて自分の行動を制約しようとすると、いざ予想外のことが起こったときに、柔軟な行動が取れなくなってしまいます。
というか、ほとんど予想外のことしか起きません。
だったら、未来を予想しない。それが1番良いです。
今、この瞬間に徹底的に集中する
そんな未来を予想できない時代だからこそ、今、この瞬間に意識を向け、集中することが大切です。
今に集中していれば、目の前でイノベーションが起きて常識が覆されたときでも
ああ、そういう流れなのね。じゃあこういう行動しよう。
と冷静になって時代の流れを汲み取ることができます。
そうすることで目の前のことに集中して、自分の能力を高めていくことができるんです。
その目の前にことに集中した積み重ねこそが将来に繋がっていて、いつしか積み重ねたもの同士が掛け合わさることで大きなものになっているんです。
覚えているでしょうか?
未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると 信じなければならない。
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) -
今なら、スティーブ・ジョブズが言っていたことがわかると思います。
スティーブ・ジョブズが亡くなったのが2011年。
今から10年前なので、当時よりもさらに時代の変化は早くなっています。
あんなに偉大な人でも未来を見据えた行動ができないと思っていたんです。
いつしか点同士が繋がることを信じて、今に徹底的に集中することが大事なのです。
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