「まだ書類選考突破できないの?」仕方ないからES・履歴書の秘訣7選を伝授します

ワタナビ
どうもワタナビ@watanavi_comです。

 

就活生の皆さん、もしかしてそのエントリーシートや履歴書、ちゃんと読まれていると思ってますか?

 

面接官にウケるES作成はちょっとしたコツがあります。この記事では、就活生が最初にぶち当たる壁である履歴書・エントリーシートについて、基本的な情報はもちろん、読ませるための工夫までを大公開いたします。

 

※文章構成や伝えるテクニックは別の記事で書いています。なので、この記事ではエントリーシート・履歴書の基本情報+αとしてご覧ください。

 

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履歴書・エントリーシートの基礎知識

 

ちなみに、履歴書とエントリーシートって別物です。

 

履歴書とESを同じと捉える就活生は意外にも多いんです。どちらも、「応募書類」や「書類選考の対象となるもの」という観点では同じですが、記入する内容は求められている情報、書き方のフォーマットなどは大きく異なります。

 

ですので、まずは大前提として、履歴書とエントリーシートの違いを簡単にご説明いたします。履歴書とESの違いなんて知ってますという方は下へスクロールを。

 

履歴書

学校指定など、記入フォームが指定されている応募書類。皆さんの所属する大学ごとに指定されたフォーマットが存在します(ほとんどの大学では)。皆さんが「履歴書」と聞いてイメージするような、基本情報(生年月日や住所などの個人情報)、学歴、職歴、志望動機、資格欄が見開き一枚にまとまっている用紙ですね。

 

まぁ履歴書であれば想像に難くないでしょう。僕もセミナーをやっているときに、「履歴書ってイメージできます?」っていうと6〜8割程度の学生が首を縦に振ってました。(ヘドバンではなく)しかし、不思議なことに、「じゃあエントリーシートって想像できます?」と質問を変えると、シーンとするんですよね。おそらくエントリーシートをイメージできる学生は、”すでに何らかの応募書類を作成したことがある学生”である可能性が高かったです。それはなぜか、ということは下記をご覧ください。

 

エントリーシート(ES)

企業の採用活動において、企業独自に作成している応募用紙。すなわち、企業独自の履歴書とも表現することができる。就職情報サイトや企業の採用ホームページ上で提出する「WEB提出形式」のものも存在する。履歴書のように指定されたフィームではなく、質問項目は企業によって様々。

例:このA3の用紙を自由に使ってあなたを表現してください

例:これまでに経験した「挑戦」と「達成」のエピソードを具体例とともに記入してください

 

簡単に説明すると、”企業オリジナル形式の履歴書”といったイメージです。ですので、100人の学生にエントリーシートをイメージさせても、みんな違う書式をイメージするでしょう。企業によって記入項目やフォーマットが異なるのです(つまり、企業独自に対策しなければならない)。

 

これが履歴書とエントリーシートの違いです。違いはわかりましたか?

 

簡単にまとめると以下のとおり。

 

履歴書

  • 記入項目はどの履歴書においても基本的にほとんど同じ
  • 基本情報(連絡先・氏名など)学歴、資格などの記入が一般的
  • フォーマットが同一であることから視覚効果による印象の違いが大きい
  • 質問項目がある程度一定のため事前に対策を打ちやすい

 

エントリーシート(ES)

  • 企業ごとに記入フォーマットが大きく異なる
  • 質問項目も企業ごとで様々。その場で記入させる試験方式もある
  • 企業によって内容も評価のポイントも一部異なる
  • ESを入手しなければ質問項目が事前にわからないため対策が打ちにくい

 

といった違いがあります。まずはここをしっかりと押さえましょう。

 

どちらも面接時の参考資料として使用されることがほとんどです。一部の人気企業においては応募書類の時点で選考を厳密に行い、足切りをするケースもあります。提出したESは面接選考の際に面接官の手元にあるものと考え、事前にコピーを取っておくと良いでしょう。

 

「なんか複雑だなあ、特にES・・・。ちょっと不安・・・。」

 

そう思った方もご安心ください。以下に記入のポイントをいくつかまとめておきました。ぶっちゃけ、以下の記入ポイントをしっかり守れば、書類選考においてある程度の成果は期待できます。残りは文章構成になりますので、それはまた追って説明しましょう。

 

履歴書・エントリーシート作成のポイント

 

何が何でも抑えてほしいポイントのみ抜粋いたしました。裏を返せば、これを疎かにするととってもがっかりなエントリーシートになりますよ。ということです。

 

「そもそもエントリーシートってどう書けば良いの?」

「いまいち自分の提出書類に自信がない・・・」

「提出期限が迫っている!ヤバイ!!!」

 

そんな方こそ、ぜひ参考にしてみてください。

 

綺麗に書くより、丁寧に書くという大原則

 

提出書類ともなれば、綺麗で整った字で提出したくなりますよね。頑張って清書してみたけど、なんだか納得いかない。「なんでや・・・自分の字が下手だからや・・・」そう思うこともあるかもしれません。ですがご安心ください。応募書類でまず最初に気をつけるポイントとしては、丁寧に書くこと。

 

何千、何万という学生のエントリーシートを見てきた面接官からしてみると、丁寧に描かれた文と、雑に書かれた文は一目瞭然。少しでも雑なところがあると、仕事において細かな作業や確認をおろそかにしてしまうタイプなのでは?と思われてしまうこともあります。

 

ですので、手書きの応募書類においては「丁寧に書く」ということを意識しましょう。

 

近年ではWEB上でのES提出も増えており、大手企業や上場企業においては学生の応募書類をWEB提出で管理するケースも珍しくありません。WEB上で提出するタイプのものであれば、「丁寧に文字を書く」というよりも、「丁寧に文章を打つ」ことに主軸を置いてください。つまり、内容重視だということです。

 

応募書類も「見た目」を意識するべし

 

皆さん、実は履歴書やエントリーシートも、「見た目=第一印象」が非常に大事です。汚れが目立ったり、修正液だらけのエントリーシート、これはそもそも「読まれる」という段階にすら至らないかもしれません。

 

皆さんが就活中に提出する応募書類は正式な書類、いわばofficialな書類となります。社会ではこうした正式な書類を雑に扱うことはできません。汚れやミスの内容、隅々までチェックしてください。また、修正液も使わないことを推奨します。見た目が雑に見えることと、あまりに多すぎると第三者による添削をそのまま使っている?とあらぬ疑念を持たれることもあります。

 

ES記入の際は黒のボールペンがベター。ちなみに、市販の消えるボールペンは基本的に使用NGです。(公式書類のシーンには適しません)消えるボールペンの仕組みは摩擦熱によってインクを消しています。例えば、企業の印刷機に一定以上の熱があると、あなたの書いた文字は消えてしまうからです。使うべきペンはしっかりと選びましょう。

 

全体を俯瞰し空欄をチェックする

 

さて、丁寧な文章で記入し、汚れや折れなどもチェック完了。「これでバッチリ提出できる!」そう思う前に、一度応募書類全体を見直しましょう。例えば、余白が余っていませんか?特に、趣味などの欄。空白が余っていると、読み手に対して熱意を伝えることができません。下記の例をご覧ください。

 

【趣味・休日の過ごし方】

趣味:映画鑑賞

 

【趣味・休日の過ごし方】

趣味:映画鑑賞(週に二作品程度のペースで、洋画を中心に鑑賞しています。

特に好きな映画「ショーシャンクの海に」、「シザーパンツ」など)

 

さぁ、どちらの記載が印象に残りますか?趣味の項目はあなたの人間性そのものを理解しようとする項目でもあります。面接時に趣味や特技の話題で盛り上がることもあります。面接官もあなたと同じ人間であり、時には緊張することもあります。趣味の話題から話を切り出し、場の雰囲気を和らげたい、という方もいらっしゃいます。こちらが空欄ばかりになるのは非常にもったいないですね。

 

情報の詰め込みすぎにも注意

 

詰め込みすぎ状態とは、限られた枠内に文章を詰め込みすぎることです。200字程度の記入スペースに、文字を小さくギュウギュウに詰め込んで、なんとか400字書けました!・・・確かに伝えるべき情報量は増やすことができたかもしれません。ですが、第一印象として、その文章って見やすいですか?

 

見やすさ<読みやすさ<分かりやすさ の順で見られていると考えましょう。

 

無意識に情報を詰め込んでES作成をしてしまう就活生は非常に多いので、一度第三者に読んでいただき、「見やすさと」「読みやすさ」をチェックしてもらいましょう。

 

相手に伝わるポイントを心がける

 

相手に伝わる書き方を意識しましょう。細かくは、こちらの関連記事に記載しています。

 

 

 

基本中の基本として、伝えるべき結論(自己PRならばPRポイント)は文章の冒頭に持ってくる。そしてこれまでの経験や自身の考えをもとに、その結論を論理的に裏付けていく。この時、訴求したいポイントが一貫していることが大切です。

 

あなたの文章を読み返した時、その文章は相手にとって読み易い工夫がされているでしょうか。しっかり確認してくださいね。

 

あえて一行目に文章を要約したタイトルをつける方法もオススメです。

 

その文章に、説得力はありますか?

 

自身の文章をご覧になった時、説得力のあるPRになっているでしょうか。自分の中では書けているつもりでも、第三者に読んでもらうことで、欠けているポイントが見えてきます。提出前などに、記入内容を必ず読み返しましょう。

 

特に見直すべきポイントとしては、

 

  • 自分の行ったことが、具体的に書かれているか
  • 自身のPR内容を掘り下げられているか
  • いつ、どこで、誰が、といった5W1Hは明確か
  • 数字を使って表現できているか

 

など、見直しの際に意識してみてください。

 

応募書類からも自信を持って「熱意」を伝える

 

「熱意」の要素も非常に大切です。例えば、志望動機。似たような業種にでも通用してしまう書き方・内容になっていませんか?その企業でなくてはならない理由は明確でしょうか。また企業情報を調べた上で、ご自身の興味や価値観と結びつけて書けていますか?

 

こうした一つ一つのポイントから、その企業への熱意は伝わります。企業への蔵鋒収集が浅かったり、そもそも自分のやりたい仕事がわからないまま、これではどれだけ丁寧で読みやすく書かれていても、良い評価には結びつきません。

 

自分の「想い」や「熱意」を伝えることは、単純なようで実はとても難しい。そして、これが非常に大切でもあります。

 

あなたの文章に、「熱意」は宿っていますか?「熱意」なき文章ではPRはできません。

 

最後にちょっとだけ補足

  • 履歴書写真の裏に大学名と名前を書く
  • 資格等は正式名称で
  • 見やすさ→読みやすさ→わかりやすさ の順で見直しを!
  • 資格は取得見込みも記入すべし
  • 特殊なエピソードは必要ない。
  • どれだけ自分の特徴を経験をもとに伝えられるかが大切

 

まとめ

 

以上、履歴書・エントリーシート作成の際に意識すべき7つのポイントでした。

 

皆さん、ご自分の記入済み書類を見返してみましょう。自分にとって足りていなかったポイントがわかれば、それはあなたの伸び代です。伸び代を意識し対策することで、加点評価につながります。些細なポイントが多いですが、文章からもあなたの人間性が伝わること、これを決して忘れないでください。

 

たかが文章、されど文章です。言葉は使いこなすことで武器になります。

 

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