どうもワタナビです。
「地頭が良くなりたい」
「もっと斬新な発想ができるようになりたい」
「問題解決能力を鍛えたい」
そんな悩みを持ったことはありませんか?(僕はよく悩んでます)
今回はそんな「地頭を鍛えて問題解決能力を高めたい方」に向けて、こんなトレーニングを習慣化したら今よりもっと賢くなれるよ!という話をします。
ビジネスシーンやキャリア形成はもちろん、日常のあらゆる場面で役立つノウハウ満載なので、ぜひ最後までお付き合いください!
目次でサクッと読む
そもそも地頭の良さってなんやねん
一般的に定義づけられている単語ではないですが、「地頭」って単語よく聞きますよね!
「あの人は地頭が良いよね!」
とか、人を褒めるときに使われがちです。
これは僕を含む多くの人の解釈ですが、地頭の良さとはこんな内容ではないでしょうか。
「地頭の良さ」
知識や教養によって身につくものではない、その人本来の頭の良さ。論理的思考力やコミュニケーション能力、思考の速さや柔軟性など、多岐に渡る。
すなわち、自分の頭で考え、それをコミュニケーションを通じて表現することができる、ということではないでしょうか。
確かに、誰かの「地頭の良さ」を実感する際は、その人の思考や言語化によって垣間見えるケースが多いと思います。
地頭が良いとどんな良いことがあるの?
それでは、地頭が良いと日常やビシネスの場面でどんなメリットがあるのでしょうか。
特徴別に考えてみたいと思います。
理解力が高まる
地頭が良いと、目の前の事象や物事を瞬時に理解することができます。理解が早いということは問題に対して解を出す速さにも直結しますね。
物事の理解が早いということは、あらゆる場面で役立つ最高の特徴だと個人的には思います。
例えば、初めて取り組むことや未経験の事象に対しても、理解力が早いだけで着手の仕方やスピードにも影響しますよね。アウトプットの質・量・速さ全てにおいて「理解力」は重要な要素となります。
論理的に物事を捉える
理解の速さに加えて、事象の論理構造を脳内で整理できることも地頭の良さと言えるでしょう。
事象と事象の因果関係や相関関係をイメージできたり、これを図示することができるなど、論理的に物事を捉えることができると、思考の幅が広がるとともに、本質を見失わずに済みます。
例えば、ある課題に直面した時、何が問題となっているのか、それに対する打ち手は何か、どのようなプロセスとタスクを構成するか、といったことを考えることができるのも論理的思考の特徴といえますね!
また、論理的に物事を理解できるということは、他者にそれを伝える際にも、わかりやすく言語化することができ、主張が通りやすくなります。
柔軟な対応ができる
理解力が高く、論理的思考ができるだけではなく、多様な視点から物事を考えられるので、アイデアが沢山浮かびます。発想力や創造力があるともいえますね。
発想力が高いことによって課題解決の場面では複数の選択肢をイメージできます。
多角的に物事を捉え、複数の選択肢を用意することによって、問題に直面した時に最適解を選ぶことができます。
また、脳内の選択肢が増えることによって、想定外のトラブルに見舞われた際も、瞬時に切り替えて異なる打ち手を講じられる点は日常生活のあらゆる場面で役に立ちますね。
コミュニケーションが上手い
以上のように、理解力や論理的思考、柔軟性が長けているだけではなく、人間関係においても地頭の良さは役立ちます。
例えば、相手が何を考えていて、どんな意見を欲しているか、どんな付き合いを望んでいるかなど、相手の言動や行動から仮説を立て判断し、コミュニケーションをとることができます。
コミュニケーション能力の高さと聞くと、「初対面の人と瞬時に打ち解けられる社交的な人」を想像しがちですが、本来の意味は社交性に留まらず、「いかに相手の気持ちを察して適切な表現をとることができるか」だと僕は思います。
もちろんコミュニケーション能力は環境や経験値によっても大きな差は出ますが、地頭が良い人ほど人間関係を円滑に運んでいるのは、相手の気持ちを察して関わる能力が高いからかもしれませんね!
地頭を鍛えるにはどうすれば良い?
さて、ここまでお読みいただくと、
「地頭が良いってすげーー!」
「どうやったらこんな能力を得られるの?」
と疑問に感じる方も少なくないと思います。
ここからはそんな地頭の鍛え方を簡単にご紹介します。
日常的に情報をインプットする習慣を作る
基本的なことですが、地頭を鍛えるには、多くの情報に触れ、数々の「考え方」を身につける必要があります。
例えば、どんなに優秀な人でも、数学の公式の解き方だけを勉強していては、他の科目の問題は解けないですよね。国語や理科、英語などの科目を思い出していただきたいのですが、それぞれ問題の解き方や考え方は異なると思います。
これと同じで、地頭力を高めるためには数々の「考え方」に触れ、自身の価値観を広げる必要があります。
それをスポット的に意識しても人間の脳は鍛えられないので、習慣的にこれを実践することがオススメです。
身近な方法でいうと、やはり読書ですね。
お金、キャリア、コミュニケーションなど、様々なジャンルの書籍に触れ、それぞれの考え方を学ぶだけでも、地頭は鍛えられると思います。
思考をアウトプットする
前項ではインプットにフォーカスした内容でしたが、思考のアウトプットも地頭を鍛えるトレーニングになります。
手をつけやすいトレーニング方法としては「ブログ」や「日記」ですね。単に数日感覚だけではあまり効果は期待できませんが、年単位で継続してアウトプットすることで、論理構造の整理は格段にスキルアップします。
中でも、ブロガーという副業を始めると、ブログのSEO対策もしながら、読み手に伝わる文章を書かねばなりません。アフィリエイトの広告へ誘導する際なども、読み手の思考を読んで文章を書く必要があります。
地頭力のトレーニングにも役立つことはもちろん、副業としてブログを運用している人も多いので、この際初めてみるのも良いかもしれませんね!
一応、僕もブロガーの端くれなので、お手伝いできることがあれば何なりと!
多くの人と積極的にコミュニケーションをとる
これは上記のインプット&アウトプットのサイクルを短期間で回すのに最適ですね。
コミュニケーションをとりながら多くの人の考え方に触れ、実践できるものは実践し、自分の思考も言語化してアウトプットすることができます。
特に意識すべきポイントは、常に自分の発言を俯瞰して考えることですね。
- 自分の主張は理にかなっているのか
- 論理構造が破綻していないか
- 主張を根拠で裏付けられているのか
- 感情論だけで会話をしていないか
- 相手の思考を読み取って発言できているか
など、挙げるとキリがないのですが、自分の発言を振り返らないと、いくら沢山コミュニケーションを取っても効果は期待できません。
機械的と思われるかもしれませんが、喜怒哀楽の感情論は一旦抜きにして、主張の論理性をとにかく会話のたびに追求していきましょう!僕も日常的にここは意識しています。
また、コミュニケーションをとることで地頭力が鍛えられる一つの要素として、相手の話をしっかり聞くことも大事です。例えば、相手の思考の癖を分析したり、考え方や話し方、行動をじっくり分析してみましょう。
相手のことをよく知ることにもつながりますし、自分の価値観の幅を広げることができますね!
最後に 僕が最もオススメする地頭の鍛え方
とまぁ、これまで様々な地頭力の鍛え方をご紹介してきましたが、シンプルかつ効果が期待できるトレーニング方法を最後にご紹介します。
それは、「フェルミ推定」です。
「フェルミ推定・・・って何?」と思うかもしれませんのでまずはフェルミ推定から解説します。
フェルミ推定がオススメ
フェルミ推定とは
フェルミ推定とは、一見予想もつかないような数字を、論理的思考能力を頼りに概算すること
(例)日本には何人の美容師がいるか 国内の電柱の数を求めよ
ええ・・・こんなのどうすればわかるねん・・・って思いますよね(笑)
僕も初めてフェルミ推定に触れた時は2秒でお手上げでした。
ですが、基本的にこのフェルミ推定とは、「一見計算できなそうなものを論理的思考力を生かしていかに概算するか」ということなので、あらゆる情報を持ち寄って概算値を算出していきます。
余談ですが、かの有名なGoogleや大手コンサルティングファームでは面接時においてフェルミ推定が導入されてたりもします。まさに地頭力が試される世界ですしね!
フェルミ推定でトレーニングを繰り返すことで、「正解がない問題」に対してどうやって答えを導き出すか、というスキルが身につきます。
僕はこの「正解がない問題を解く力」こそが地頭力だと思いますし、社会人として必要なスキルだと考えています。
日常生活もビジネスシーンも「正解がない問題」ってたくさんあるじゃないですか。
例えば、”恋人と喧嘩して仲直りをする方法”とか、”突如発生したクレームの対処法”とか、臨機応変に思考を巡らせて判断しなければならないシーンってたくさんありますよね。
そこで、フェルミ推定で思考の練習を行い「考え方」の幅を広げることで、柔軟に問題解決ができるようになります。
フェルミ推定のトレーニング
「じゃあどうやってフェルミ推定を練習すればええんや〜〜〜!」
って方にこちらをオススメします!
タイトルにある通り、東大生が書いたフェルミ推定の練習ノートです。
通勤中に読むのもよし、仕事の合間のお昼休憩に触れるもよし、ちょっとした大人の脳トレ感覚でフェルミ推定が練習できるので、めちゃくちゃおすすめしてます!!
僕も隙間時間にこれを手にとって思考を回すのですが、一見答えが出しようもない問題を考え続けた結果、常識を疑うスキル向上や、ゼロベース思考で考える習慣づけに役立ちました。
地頭力を高めたい方に是非ともおすすめしたい一冊です。ご興味があればぜひ手にとってみてくださいね!
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