地方就活生が一度は迷うこと…
それは就職で東京に出るべきかどうか?
ということではないでしょうか?
目次でサクッと読む
地方就活生は就職で上京すべき?
僕は大学4年間を生まれ育った新潟の大学で過ごしました。
22年間、新潟から全く出たことがなかった僕ですが、就職と同時に上京することを決めました。
上京を決めたのには2つの理由があります。
- いろいろな人が集まる場所だと感じていて、その価値観に触れたかった
- まったく環境の違うところに一度は身を置いてみたかった
こう思って上京を決めました。
地方の大学に通っていると、どこかのタイミングで一度は「東京に出るべきか…?」って悩みますよね。
僕も大学2年生の頃、そして本格的に就職活動が始まった大学3年生の頃に同じ悩みを抱えていました。
そんな僕が上京することを決め、実際に東京で過ごして感じていることがあります。
悩むなら一度は東京に
出てくれば良いんじゃない?
本気でこう思ってます。
別に東京に出たからといって、一生そこにいる必要はありません。
何より、東京という若い人にはメリットの多い場所に最初くらいは身を置いても良いんじゃないかなって思ってます。
今回は、僕が実際に地方から就職で東京に出てきて感じたメリットとデメリットを書いていこうと思います。
「就職で東京に出た方がいいのかな…?」と思っている地方就活生に少しでも参考になれば嬉しいです。
就職で上京してきて感じた5つのメリット
まずは、僕が上京して1年半経った今、素直に感じているメリットを書いていきたいと思います。
僕が感じている5つのメリットはこちら!
- 多くの会社との仕事を経験できる
- 面白い人がたくさんいる
- 多くの人との出会いがある
- 地元の良さを再認識できる
- 環境の全く違うところに住むことで自分の価値観を再認識できる
あなたの中でも「これこれ!」と思ったり、「これどういうこと?」というものがあるのではないでしょうか?
1つずつ詳しく見ていきましょう!
上京のメリット①:多くの会社との仕事を経験できる
東京の会社で仕事をしていると、いろいろな会社との仕事を経験することができます。
一緒に仕事をする会社は誰もが知っているような大企業だったりすることもあります。
地方にいたら関われないような会社と仕事ができるんです。
みんなが使うようなサービスや商品の開発に関わることができるのは、めちゃくちゃワクワクしますし、仕事のモチベーションも上がります。
東京は良くも悪くも日本の経済の中心です。
多くの企業が本社・支社を置き、ひしめき合っています。
そんな環境だからこそ、多くの会社と関わって、仕事をすることができるんです。
もし、「いろいろな会社と関わって仕事したい!」と思ってる人がいたら、ぴったりかもしれません。
上京のメリット②:面白い人がたくさんいる
東京は日本で1番人が集まってくるところです。
そうなると、必然的に面白い人がたくさんいます。
- 面白い考えをしている
- 「芸人か?」と思うくらい話が面白い
- いろいろな働き方・生き方をしている人がいる
- 仕事で圧倒的な成果を出している
「面白い人」の定義って、人それぞれだと思います。
とにかくいろいろな「面白い人」が東京には集まってきます。
そういう場所に身を置くと、自分の考えだったり、行動も変わってくるんですよね。
今まで関わったことのないような「面白い人」がいる環境に身を置くことは、あなたが想像している以上に大きいです。
上京のメリット③:多くの人との出会いがある
②とも少し関係してくるのですが、東京は多くの人との出会いがあります。
東京は圧倒的に人口の母数が多いです。
そうなると、新しい人と出会える人数が多くなりますよね。
それに、出会う人が②で挙げた「面白い人」なんですよ。
そういう人と出会える環境が東京にあるのはめちゃくちゃメリットだと思います。
ちなみに、これが僕が東京に来て1番感じているメリットになります。
上京のメリット④:地元の良さを再認識できる
東京に出てくると、地元の良さを再認識できます。
僕は22年間ずっと生まれ育った新潟にいたので、このメリットはめちゃくちゃ感じました。
- いつでも迎えてくれる地元に残った友人
- 思い出のある店
- 親のありがたみ
などなど…ふとしたときに「ああ、地元っていいなぁ」と感じることがあります。
もしかしたら「地元なんてクソ!早く東京行きたい!」なんて人もいるかもしれません。
でも、一緒に上京した友人などに聞いてみても、地元の良さをふとしたときに感じている人が多いです。
生まれ育った地元の良さを再認識して、地元が好きになるのって素敵だなぁと僕は感じました。
上京のメリット⑤:環境の全く違うところに住むことで自分の価値観を再認識できる
僕は東京という新潟とはまったく環境の違うところに住んでいます。
そうなると、自分の価値観を再認識することができるんですね。
僕はもともと「田舎でのんびり暮らしたい」と思っていました。
詳しくはプロフィールをみてもらえればと思います。
でも、新潟という田舎でしか暮らしたことのなかった僕は、都会の暮らしを知らなかったんです。
そうなると、「僕が知らないだけで、もしかしたら都会の生活が自分に合ってるかもしれない…!」なんて思ったんです。
だから環境のまったく違う東京に出てくることで、2つの生活を経験として知ることができます。
結果として、僕は「やっぱり田舎でのんびり暮らしたい」と思ってるので、自分の価値観が正しいということを再認識することができました。
これだけでも東京に一度出て来た価値はあったんじゃないかなと思っています。
就職で上京してきて感じた3つのデメリット
最初にメリットを書いていきましたが、もちろんデメリットも感じています。
僕が上京してきて感じた3つのデメリットはこちら!
- 生活コストが高い
- 満員電車がマジで嫌だ
- 人間らしさを失う
それでは、これも1つずつ見ていきたいと思います!
上京のデメリット①:生活コストが高い
これは、みんな東京のイメージとして持っている人が多いかもしれません。
特に東京は家賃などの生活費が高いです。
僕は学生時代に一人暮らしをしていたのですが、1人で住むのに十分な部屋を借りて1ヶ月の家賃は25,000円ほどでした。(好物件だった…!)
でも、東京で同じくらいの部屋を借りようとすると、平気で7~8万円します。
「東京に住む」というだけで、生活コストがかかってくるので、そこだけは覚悟して東京に来た方がいいかもしれません。
ただ、最近はシェアハウスだったり、ルームシェアができるところも増えています。
そういったところを利用すれば、家賃は劇的に下げることができるので、家賃が心配な人は検討してみてもいいかもしれません。
上京のデメリット②:満員電車がマジで嫌だ
たぶん満員電車が好きな人は痴漢くらいだと思いますが、満員電車がめちゃくちゃきついです。
毎朝、知らないおっさんの中にぎゅうぎゅう詰めにされると思ったら最悪じゃないですか?
でも東京に住んで、会社員として働くという選択をすると、この満員電車からはほとんどの場合逃れることはできません。
特に地方で暮らしている人は、最初慣れないです。
地方にいると、満員電車になることなんて滅多にないし、知らない人と触れ合うなんてこともないですよね。
僕は電車のイスが空いてても隣に人がいたら、座ろうとしないほどでした(笑)
それなのに、急に知らない人と物理的に触れ合うことになるので、それだけでストレスを感じる人もいるかもしれません。
上京のデメリット③:人間らしさを失う
東京にいると、人間らしさを失います。
気持ちの持ち方で回避できるかもしれないのですが、東京はすべてが機械的に動いてる感じがするんですよね。
- 効率重視
- 人に迷惑をかけないようにする
- 様々なところで暗黙のルールがある
など…なんか人間味を出させないようにしてる雰囲気があるんですよ…。
人間なんだから非効率的な部分もあるし、人にだって迷惑かけるし、思った通りに行動したくなるときもあると思うんです。
それなのに東京はそれを潰そうとするところがあります。
何も考えずに東京で暮らしていたら、機械みたいになるんじゃないかな…。
地方就活生が「上京」を良いものにできるかどうかはあなた次第
上京当初、僕が感じたメリットとデメリット書いてきました。
結局、地方就活生が『上京』を良いものにできるかはあなた次第なんですよね。
仕事を適当にやってたら、いろいろな会社との仕事を任せてもらえないです。
仕事以外は家で引きこもってたら、新しい人との出会いもないです。
そう考えると、せっかく上京したのに、あなたの行動次第ではまったくメリットを感じられません。
でも、逆に言えば、上京して、少し行動すれば膨大なメリットを受けることができます。
だからこそ、僕は「みんな一度は東京に出てきた方が良い」と思っています。
東京でいろいろな仕事をして、いろいろな人と知り合って、いろいろな人の価値観に触れて、嫌なことにも触れてみて自分をアップデートすれば良いんです。
結果として、どんな道を選ぶかは自分をアップデートした後でも遅くないはずです。
地方就活生が少しでも「まずは東京で自分をアップデートさせよう!」と思ってくれたら嬉しいです。
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