僕には「絶対これがやりたい!」という仕事がありません。
今までそのことに悩み、コンプレックスにも思ってきました。
本気でやりたい仕事に打ち込む人をうらやましくも思ってきました。
でも最近はそれはそれでいいんじゃないかと思っています。
なぜかというと、仕事はあくまで自分の理想を叶えるための手段でいいんじゃないかと感じたからです。
やりたい仕事なんてないのが当たり前、仕事はあくまで人生の中のほんの1つ
僕たちが生きる日本ではなぜか仕事が第一に考えられています。
でもそれってちょっとおかしいんじゃないでしょうか?
人生は仕事以外にたくさんの要素があります。
- 人間関係
- 趣味・遊び
- 休息
- 自分の好きなモノ、ヒト
- 住む場所
- 食事
挙げだしたらキリがないですね。
たしかに仕事はこの中でもお金を稼ぐために必要な1つです。
でも人生って仕事だけじゃないんですよ。
仕事は人生という大きなものの中のほんの1つなんです。
それなのに仕事で「やりたい」を探すなんて間違ってるんんじゃないでしょうか?
自分が人生をどうしたいのか考える
僕たちは自分の人生をどうしたいのか考えるべきなんです。
僕はこれを「生き方改革」と言っています。
あなたは自分の人生をどうしたいですか?
- 自分の時間を確保してのんびり過ごしたい
- 田舎でゆったりと暮らしたい
- 海の近くに住みたい
- 大好きな人との時間を大切にしたい
- 趣味や遊びに没頭したい
- 健康的な生活を送りたい
- 毎日おいしいご飯を食べたい
- 週3日くらいしか働きたくない
- 会社に通勤せずに家やカフェで仕事したい
どんな要素でもいいんです。
自分が本当はどう生きていきたいのかを徹底的に考えてみてください。
もちろんバリバリ仕事がしたい人もいるでしょう。
それはそれですばらしい生き方だと思います。
今の仕事で自分の理想の人生を実現できるか?
自分の理想の生き方がわかったら、今の仕事でそれを実現できるのかも考えてみましょう。
仕事をあくまで自分の理想の生き方という目的を実現するための手段にしてしまうんです。
例えば「週3日くらいしか働きたくない」と思っているとします。
そういう人が週5日勤務の普通の会社に勤めていたりしたら、その理想は叶うわけないですよね。
それならば、週3日の仕事で生きていけるフリーランスになるのも1つの方法です。
フリーランスじゃなくても労働時間を短くしようといろいろな取り組みをしている会社も増えてきました。
そういう会社に転職するのも1つの方法なんですよね。
週5日の勤務が当たり前で、誰も労働時間を短くしようとしていない会社にいてもいつまで経っても自分の理想は叶いません。
それだったら自分の「やりたい」生き方を実現するために仕事を手段にして、労働時間を短くしようとしている会社に転職するのも1つの方法なんですね。
僕もそれに最近気づきました。
自分の「やりたい仕事」ってなんだろう?
それをずっと考えて、なかなか転職や今の仕事をやめることに踏み切れなかったんですね。
でも仕事を手段にして自分の理想の生き方という目的を叶えようと思ったら、ものすごい気持ちが楽になりました。
こんな考えの人がいてもいいんじゃないかと僕は思うんです。
「やりたい仕事がない」と悩んでいる人は、ぜひ仕事を手段にして、自分の理想を叶える方向に考えを変えてみてください。
きっと気持ちが楽になって、前向きになれるはずです。
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