これからは『信用』を持つ個人の時代だ!!!(ドン!!)
最近、多くのインフルエンサーがこう声高々と発言しているのをよく目にします。
僕もこの意見を聞いて、その人たちが実際に多くの人に影響を与えて、仕事できている姿を見てこう思ってました。
いわゆる『信用』を持った個人には、仕事がどんどん舞い込んでいます。
クラウドファンディングをやっても多くのお金が集まっています。
そんな人たちが言うんだから説得力がありました。
でも、この『信用』がどうして大切なのかわかるかと言われると、どうもパッとしませんでした。
漠然と『信用』が大切だと思っていました。
そういう人、実は多いのではないでしょうか?
でも、僕は今この意見がスッと腑に落ちています。
お金という概念が生まれる前から、今までの流れを見ると正解が見えてくるんです。
- お金がない時代
- お金が生まれた時代
- 現代
- これからの時代
この①〜③の流れを見ていくと、どうして④のこれからの時代で『信用』が大切になってくるのか分かります。
この4つの時代の『モノ・情報』『お金』『信用』の3つの要素に着目すると、こんなイメージになります。
モノ・情報 | お金 | 信用 | |
①お金がない時代 | △ | × | × |
②お金が生まれた時代 | ○ | ○ | ○ |
③現代 | △ | ○ | × |
④これからの時代 | ○ | ○ | ○ |
この表を見ただけでは何を言いたいのかわからないと思うので、1つずつ見ていきましょう。
目次でサクッと読む
①『お金』がない時代は『信用』がなくても成り立っていた
まずは『お金』がない時代。
いわゆる、物々交換で経済活動が成り立ってた時代です。
この時代は、もちろん『お金』はありません。
そして、『モノ』はあるけど、そのモノが完全(価値がはっきりしていない)ではありません。
さらに、その交換がちゃんと成立するのかすらはっきりしません。
このような状況では、人々の間に『信用』が生まれにくいです。
この時代はそれでも、社会の中で流通する『モノ』がシンプルだったため、辛うじて成り立っていました。
②『信用』を生むために『お金』が生まれた時代
①のお金がない時代で、社会の中で流通する『モノ』が増えてくると、その価値がはっきりしないため、どんどん『信用』が生まれなくなり、物々交換では成り立たなくなっていきます。
そこで『お金』というコミュニケーションツールを介して『モノ』の価値をはっきりさせ、人々の間に『信用』を作ることにしたんです。
『お金』の登場により、相手が知らない人であっても、お互いに『信用』し合うことができるようになったのです。
どんなに知らない相手でも『お金』を払ってさえくれれば、モノやサービスを与える現代のシステムの始まりです。
この『信用』の誕生により、人類は様々な制度や大きなコミュニティを作るようになり、文明の発展に繋がりました。
③『お金』があっても『信用』を生み出せない現代
そして『お金』という完全にも見えるものが出来て長い年月が経った現代。
ある異変がおきます。
それは『モノ・情報』の複雑化です。
『お金』というコミュニケーションツールを用いても『信用』を作り出せないほどに『モノ・情報』が複雑化してしまったのです。
人々の間に『信用』がないと『お金』が動きづらい状況になります。
得体の知れない『モノ・情報』に『お金』を出しづらい状況になってしまったのです。
④『信用』を生むためにGive&Giveの精神を持つべきこれからの時代
そんな現代になってしまったからこそ、これから必要になってくるのが『信用』を稼ぐこと。
いわゆる『貯信』です。
②のお金が生まれた時代は、『お金』というコミュニケーションツールを通して『信用』を生むことができていました。
『信用』が生まれることで社会がスムーズになり、『お金』が動きやすくなっていたんです。
しかし、③の現代では『信用』を生み出しづらい状況になっています。
それでは、どうやって『信用』を生み出すのか?
その答えがGive&Giveの精神になります。
だんだんインフルエンサーの言っていることに近づいてきましたね(笑)
まず、自分の持っているモノ・情報・経験を発信していきます。
相手にどんどん自分の持っているものを与えていくんです。
そうすると、周りの人から
「こいつの情報(モノ)は『信用』できるぞ!」
と思ってもらえるようになります。
こうして『信用』を生み出すことに成功できるんです。
『信用』を生み出せたということは、その間で『お金』が動きやすくなります。
これこそが、これから個人として『信用』を稼ぐことが大切になってくる理由です。
『信用』があるところには『お金』が集まりやすくなるんです。
『信用』は社会の潤滑油になる
『信用』は社会の潤滑油です。
『お金』というコミュニケーションツールで『信用』を生み出せた時代はそれでよかったのかもしれません。
でも、『お金』で『信用』を生み出せなくなるこれからの時代は『Give&Giveの精神』で『信用』を生み出さなければいけません。
分かりやすくするために『信用』があるところに『お金』が集まると書きましたが、それ以外にも『信用』もあるところには『お金』以上に大切なものが集まってくるように思います。
それが『情報』なのか『人』なのか『コミュニティ』なのか人それぞれ感じることは違うかもしれません。
でも、確実に言えることは『信用』があるところには有益なものしか集まってこないということです。
『信用』を稼いで、これからの時代に備えていきましょう。
僕が『信用』が大切だと腑に落ちたきっかけ
最後になりますが、どうして僕がこの『お金』という概念の誕生から今までの流れの変化により、『信用』が大切だと気づけたのかシェアしておきたいと思います。
きっかけとなったのはインベスターZという漫画です。
簡単にあらすじを言うと、中学1年生の主人公があるきっかけで学校の「投資部」に入り、いきなり100億ものお金を運用することになる漫画です。
これだけザックリ説明すると突拍子もないような漫画だと思うかもしれませんね(笑)
確かに、あらすじは非現実的な部分があるかもしれませんが、書いてある内容はめちゃくちゃタメになります。
- 投資の基本
- お金の基本
- 物事の本質を考えるための基本
…など投資を中心にいろいろなことが学べます。
今回、僕が『信用』の大切さに気づけたのも「お金の基本」について書いてあったからです。
投資に興味のない人も一読の価値ありです。
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