ネット選挙にすらついていけないヤツは投票しなくていい。

ネット選挙にすらついてこれないヤツには日本の未来を担う代表を選ぶ権利を与えなくていい。

 

僕はふと、そう思った。

 

某日、都議会議員選挙があった。

投票率は約51%、前回よりも7%以上上昇し、選挙への関心の高さが伺える結果になった。

ただ、そんなことはどうでもいい。

僕は未だに紙の投票権を配って、国民に投票させる古い制度が気になった。

どうして、ネット選挙に早く移行しないのだろうか?

 

ネット投票を阻む主張

まず、なぜ未だに紙の投票権を配り、ネット投票に移行していかないのか?

よく言われている一般論はこうだ。

 

①金銭的問題

「選挙制度をシステム化するためのお金がない」

たまにこう言う人がいる。

しかし、これは間違っていることは言うまでもないだろう。

紙の選挙のままやり続けた方が、トータルで考えて人件費・郵送費などで莫大になる。

システムは一時的に莫大な金額がかかるかもしれないが、トータルコストで考えるべきだ。

 

②技術的問題

「ネット選挙にすると、不正が起きる」

こう言う人もいる。もはや考えが遅れすぎていて話にならない。

 

③インフラ的問題

「全員がネットにアクセスできるデバイスを持っていない」

これについては持っていない人向けに市役所にタブレットを一台置いておけば済む話なのですぐに解決できる。

 

①〜③は一般的によく聞く話だが、ほとんどがネット選挙への移行を阻む根本的な主張になっていない。

それでは、ネット選挙への移行を阻む根本的な主張は何なんだろうか?

 

ネット選挙への移行を阻む根本的な主張

ネット選挙への移行を阻む主張は、ズバリ「お年寄りがネット選挙という仕組みについていけない」というものだと僕は思っている。

「インターネットを使えないお年寄りが選挙に参加できなくなるだろ!」

こういう人がいるため、民主主義の仕組み上、ネット選挙に移行できていないんだと思う。

 

ただ、冒頭でも述べた通り、ネット選挙にすらついてこれないヤツには日本の未来を担う代表を選ぶ権利を与えなくていい。

 

選挙は、日本・その地域をよくするための仕組みだ。

未来のことを考え、仕組みや制度を作っていく。

これからの未来は確実に様々なところでテクノロジーが中心になってくる。

仕組み、制度もそれに対応していかなければいけないだろう。

それなのに、「インターネット」というこれからの未来で必要不可欠というか、空気のような存在になってくるものすら使えないヤツは投票しないでくれ。黙って指でも咥えて見ていてほしい。

 

強行手段のように聞こえてくるかもしれないが、ネット選挙への移行により、確実に政治が良くなってくると僕は思っているし、若者がもっと政治に参加してきてくれるんじゃないかと思っている。

それに伴って、時代に合った、より良い未来になっていくだろう。









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