投資対象どうしよう…?
少し前の僕はものすごく悩んでいました。
めちゃくちゃ投資に興味はあったのですが、何が正解かわからなかったんです。
積立NISAは税制優遇があって、長期投資向きなのでとりあえずやっていて、他の資金をどうしようかと思っていました。
個別株にも興味があったのですが、思い通りに利益が上げられなくてかなり苦戦しました。
何より、個別株は常に値動きが気になるので精神衛生上良くありません。
でも、ある出会いから僕は米国の高配当ETFのSPYDを購入することに決めました。
その出会いについてはこちらの記事で詳しく書いています。
この記事では、SPYDとは何なのか、そして米国高配当株を中心に投資をすることにした理由について解説していきます。
投資対象に悩んでいる人、SPYDや高配当株に興味のある人はぜひ参考にしてくださいね。
目次でサクッと読む
米国の高配当株を僕が選んだ理由
株式の中には「高配当株」と呼ばれる株があります。
株式は購入すると、配当金と値上がり益の2種類の利益が期待できます。
多くの人が「値上がり益」を気にするのですが、この値上がり益は上下がほとんど読めない(プロや天才を除いて)ので、これで利益を取ろうとするとかなり難しいです。
でも、配当金は株式を持っているだけで毎年もらえるものです。
つまり、配当金をしっかりと配っている会社の株式を購入していけば、配当金として投資による利益をもらえるわけです。
これこそ正真正銘の不労所得ですよね。
しかも、こういう企業は投資対象として人気だったり、業績も優秀なところが多いので、ほぼ永続的な配当金が期待でき、企業価値(株式価格)の上昇も期待できます。
一般的に3~5%の配当金を配っているところが高配当株と呼ばれます。
仮に4%の配当利回りで100万円投資するだけで、毎年何もしなくても4万円もらえることになります。
この元本が500万、1,000万と増えていけばそれだけプラスの配当金が期待できます。
僕はここに魅力を感じて、高配当株を投資対象として選ぶことに決めました。
SPYDは高配当株の中でもどんなものなのか?
さて、高配当株と言っても、1社だけを買うことは株式市場において大きなリスクになります。
その1社が仮に倒産すれば、株式の価値は0になるだけではなく、もちろん配当金ももらえなくなります。
では、どうするかなのですが、高配当株をバランス良く購入していくことです。
でも、実はそれは現実的ではありません。実は米国の株式市場には5,000社以上の企業が上場しています。
その1つ1つの配当率を調べて、ベストな企業を少しずつ購入していく…考えただけで嫌になりますね。
それに購入する株式も100株単位などなので、めちゃくちゃ多くの元本が必要になります。
しかし、今はものすごくいい時代です。
そんなめんどくさい作業を安価な手数料でやってくれて、それを低い元本で提供してくれる金融商品があるからです。
それがSPYDという投資信託です。
SPYDが投資対象にしている企業にはいくつか条件があります。
- 米国の株式市場から超優良企業を500社集めた「S&P500」であること
- 配当利回りが上位80銘柄であること
この80銘柄に対して、同じ割合(約1.25%)ずつ投資をしているのがSPYDです。
SPYDを選ぶべき7つの理由
そんなSPYDですが、僕が選んだのにはいくつか理由があります。
実はその理由については、こびと株さんのサイトがわかりやすくまとめてくださっています。
項目だけ抜き出すと、以下の7つです。
- 配当利回りが高い
- 高いトータルリターンが期待できる
- 右肩上がりの分配金を期待できる
- 分散が効いている
- HDVとの相性が良い
- 経費率(手数料)が激安
- 大手資産運用会社の「ステートストリート」が運営
その中でもある通り、
- 配当利回りが高い
- 分散が効いている
- 経費率(手数料)が激安
- 大手資産運用会社「ステートストリート」が運営
などが主な決定理由でした。
配当利回りが高いのはもちろん、分散が効いていること、そしてHDVとの組み合わせも最適であることも決め手でした。
そして大手資産運用会社の「ステートストリート」が運営していて、手数料が激安…。
もう至れり尽くせりの銘柄になっています。
SPYDの購入方法(楽天証券での簡単な方法、SBI証券での自動積立設定)
さて、そんなSPYDですが、楽天証券の口座があれば3分もかからず購入できます。
まるでECサイトで自分の好きな商品を購入するかのごとく簡単です。
気になる人はすぐにでも楽天証券の口座を開設してしまいましょう。
楽天証券での購入方法
楽天証券の購入方法を簡単に解説していきたいと思います。
とは言っても、解説するほどでもないくらい簡単3ステップです。
- 楽天証券の検索窓に「SPYD」と入力する(予測変換に出てくるリンクをクリック)
- 「買い」ボタンをクリックする
- 数量などを入力して購入完了
…びっくりじゃないですか?
これでアメリカの高配当優良株が変えちゃうわけです。
本当にこれだけか疑っている人もいると思うので、キャプチャで見てみましょう。
①楽天証券の検索窓に「SPYD」と入力する
※予測変換をクリック
②「買い」ボタンをクリックする
③数量などを入力して購入完了
※決済方法で悩む人もいるかもしれませんが、為替にこだわらない限りは「円貨決済」で問題ありません。
本当にこれだけで買えてしまいました…!
ただ、楽天証券で積立で買う場合は、毎月この操作をしなくてはいけません。
いくら簡単だとはいえ、毎月決まったタイミングで楽天証券にアクセスして購入するのはめんどくさいですよね。
そんな人におすすめしたいのが、SBI証券での自動積立設定で購入する方法です。
僕が楽天のヘビーユーザなので悩んだのですが、自動積立でSPYDを購入できるのはSBI証券だけなんですよね。
なので、僕もSBI証券で自動積立設定して、購入しています。
それでは、SBI証券での自動積立設定しての購入方法を解説していきます。
楽天証券より少しわかりづらいですが、この記事を見ながら設定すれば間違いありません。
SBI証券での購入方法(自動積立設定)
まずは、なんと言ってもSBI証券の口座を持っていないと購入できません。
まだ持っていない人は、楽天証券と並んで人気のある証券口座なので、このタイミングで作ってしまいましょう。
SBI証券での自動積立設定は●ステップです。
- 「外国株式・海外ETF」をクリック
- 「外国株式取引サイトへ」のボタンをクリック
- 移動したページで「取引」をクリック
- 「米国」が黄色くなっていることを確認し、「定期買付」をクリック
- 「銘柄 or ティッカー」の検索窓に「SPYD」と入力
- 設定して取引パスワードを入力したら「設定確認画面へ」をクリック
- 「設定」ボタンをクリック
楽天証券よりも少し多くなってしまいますが、それでも簡単ですし、1回だけ設定してしまえばもう何もしなくて良いので、今だけ頑張りましょう!
画面キャプチャを使いながら順番に設定していきます!
①「外国株式・海外ETF」をクリック
②「外国株式取引サイトへ」のボタンをクリック
③移動したページで「取引」をクリック
④「米国」が黄色くなっていることを確認し、「定期買付」をクリック
⑤「銘柄 or ティッカー」の検索窓に「SPYD」と入力
⑥以下の設定にして取引パスワードを入力したら「設定確認画面へ」をクリック
預り区分:特定預り
買付日選択:日付指定コース(僕は1日を指定しています) ※曜日指定が良い場合はそちらでも可
指定方法:金額指定
決済方法:円貨決済
設定金額:毎月積立したい金額
ボーナス月設定:ボーナス月は多く買付したい場合は設定
⑦「設定」ボタンをクリック
これでSBI証券での自動積立の設定は完了です!
設定した日付に定期的に買付が行われるので、あとやることは証券口座にお金を入れるのを忘れないことくらいですね!
なにはともあれ、SBI証券口座がないと始まらないので、まだ登録していない人は登録してしまいましょう!
SPYDの配当収入で少しでも経済的自由に近づく
僕はこのSPYDに毎月余剰資産を投資していくことに決めました。
SPYDは米国の投資信託商品ですが、楽天証券の口座があれば、3分もかからず購入できますし、SBI証券で自動積立設定をしてしまえば、もう何もやる必要はありません。
まだ投資はちょっと早いかな…という人でも、始めたくなったときにすぐに投資を始められるように証券口座は作っておくことをおすすめします。
チャンスはいつやってくるかわからないので、すぐにチャンスを掴めるようにしておきたいですね。
この高配当株ですが、最近では三菱サラリーマンさんという方がこの高配当株に投資して、30歳にして経済的自由を手に入れ、サラリーマン人生を終えたことでも話題になりました。
元々の収入が高かった方なので、全員がそれをマネできるわけではありませんが、少しでも近づくことはできます。
僕は高配当株を使って、少しでも経済的自由に近づけていきたいと思います。
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